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3つの開発例

近い業務の例から、開発の背景とできることを開いてご覧ください。

Googleカレンダーと双方向につながり、Google Workspaceのメンバーを選ぶと、その週の予定と重なり、在宅勤務か出勤か、会議がオンラインか会社かを一覧で確認できる画面の図

開発例 01|Googleカレンダー連携

メンバーの空き時間を確認し、そのまま予定を入れる

確認したいメンバーを選ぶと、その方々の予定だけを週単位で重ね、空いている時間を自動で探して、そのまま予定を追加し招待できるアプリです。Googleカレンダーとは、どちらで変更した内容も互いに反映されます。

開発の背景と、できること

開発の背景人数が増えると、Googleカレンダーの画面では予定を追いにくくなります。誰と誰の予定が合うのか、その日は在宅勤務なのか出勤なのか、会議はオンラインなのか会社で行うのかが、一覧からは読み取りにくくなるためです。

空き時間の確認から、予定の登録まで

確認したい方を選ぶと、その方々の予定を週単位で重ねて表示します。予定が重なっている時間帯、その日が在宅勤務か出勤か、会議をオンラインで行うのか会社で行うのかを、1つの画面で見分けられます。そのうえで、空いている時間から候補を選び、その時間に予定を作成して、参加するメンバーを招待できます。作成した予定の編集・削除もアプリから行え、GoogleカレンダーAPIを通じてGoogleカレンダーにも同時に反映されます。Googleカレンダーで変更した内容も、アプリに反映されます。

空き時間と働き方を確認する

  • Google Workspaceのメンバーから、確認したい方を選べます
  • 選んだ方の予定を週単位で重ね、重なっている時間帯を色で示します。空いている時間も一目で分かります
  • その日が在宅勤務か出勤かを、予定と並べて表示します
  • 会議をオンラインで行うのか、会社で行うのかを見分けられます

空き時間から予定を入れる

  • 空いている時間から候補を選び、その時間に予定を作成できます
  • 予定を作成するときに、参加するメンバーを招待できます
  • 作成した予定の編集と削除も、アプリから行えます
  • アプリで作成・編集・削除した予定は、GoogleカレンダーAPIを通じてGoogleカレンダーにも同時に反映されます。Googleカレンダーでの変更も、アプリに反映されます
  • GoogleカレンダーAPI
  • Google Workspace
  • Google認証
  • Next.js
  • Prisma
  • PostgreSQL
freeeから取り込んだ損益と貸借の推移を同じグラフに重ね、統計とOpenAI APIで将来の見通しを示し、Makeの処理を日本語のボタンで実行してSlackへ通知する画面の図

開発例 02|会計ソフト・業務ツール・AIとの連携

損益と貸借の推移を重ね、将来の見通しまで示す

会計ソフトのfreeeから取り込んだ損益と貸借の推移を同じグラフに重ね、将来の見通しまで1つの画面で確認できるアプリです。営業部門が使う業務ツールのNotionの数値も取り込み、処理の結果はSlackに届きます。

開発の背景と、できること

開発の背景会計ソフトの標準の画面では、損益の項目と、それに連動する貸借の項目(売上高と売掛金、仕入高と買掛金など)の推移を、同じグラフで見ることが難しい場合があります。その推移をもとに将来の見通しを立てたい、という場面もあります。また、経理と営業で使うシステムが分かれていると、数値を1つの画面で確認できません。

連動する項目を重ね、見通しまで1つの画面に表示する

freeeから勘定科目ごとの各月の発生額と残高の推移を取り込み、連動する損益と貸借の項目を同じグラフに重ねて表示しました。過去の発生の型を統計的に計算したうえで、ChatGPTを動かしているAI(OpenAI API)で数式では表しきれない要素を加味し、将来の見通しを作ります。連携の処理は日本語のボタンから実行でき、終わるとSlackに結果が届きます。

数字を読み取れる形にする

  • freeeの勘定科目ごとに、各月の発生額と残高の推移を取り込みます
  • 売上高と売掛金、仕入高と買掛金のように、連動する損益と貸借の項目を同じグラフに重ねます
  • 過去の発生の型を統計的に計算し、将来の見通しの下地にします
  • 数式では表しきれない要素は、ChatGPTを動かしているAI(OpenAI API)を使って調整します
  • 営業部門が使っているNotionの数値も、APIで取得して同じ計算に取り込みます

日々の操作と、閲覧できる範囲

  • freeeとNotionのデータは、決まった時刻にまとめて取り込みます。通信量が増えすぎない範囲で最新にするためです
  • freeeとNotionの連携の処理(自動化サービスのMake)を、日本語のボタンから実行できます
  • 処理が終わると、Slackに、実行した人と処理の内容がその場で投稿されます
  • 管理画面から、メンバーごとに閲覧できる範囲と設定できる範囲を調整できます

部署によって、使いやすいシステムは違います。経理はfreee、営業はNotionのように分かれている場合も、どちらかに寄せるのではなく、それぞれを連携して1つの画面にまとめられます。将来の見通しは過去の推移からの試算で、判断の材料として人の目で確認してお使いいただく前提です。

  • freee API
  • Notion API
  • Make
  • Slack API
  • OpenAI API
  • Google認証
  • Next.js
  • Prisma
  • PostgreSQL
書式が定められた書類の画像の上に半透明の入力欄を重ね、入力を確認する方がコメントを付け、案件ごとに編集の権限を分ける画面の図

開発例 03|AIとの連携・権限管理

定められた書式のまま、書類の画像の上で入力

書式が定められた申請書類の画像の上に入力欄を重ね、元の書式のまま作成できるアプリです。管理者による確認と、案件ごとの編集の権限を備え、外部のクラウドサービスの利用料を抑えました。

開発の背景と、できること

開発の背景書式が定められた申請書類の作成に、機能の多い有料のクラウドサービスを使うと、業務に対して利用料の負担が大きくなることがあります。必要な機能に絞って自社のアプリとして開発すれば、費用を抑えられます。案件を複数並行して扱う場合は、どの案件の書類を誰が編集できるかを分けて管理することも必要になります。

書類の画像に入力欄を重ね、確認と権限の管理まで行う

書類の画像やPDFを、ChatGPTを動かしているAI(OpenAI API)で読み取り、記入欄の位置と項目を取り出します。その結果をもとに、書類の画像の上に半透明の入力欄を重ね、定められた書式のまま画面で入力できるようにしました。入力欄の位置や項目は、権限のある方が画面上で調整できます。入力した書類は確認する方が内容を点検し、コメントや修正を残せます。編集できる範囲は案件ごとに設定し、同じ会社の中でも、その案件に割り当てられた方に限っています。

書類の画像の上で入力する

  • 書類の画像やPDFをアップロードすると、ChatGPTを動かしているAI(OpenAI API)が記入欄の位置と項目を読み取ります
  • 読み取った位置に半透明の入力欄を重ね、元の書類を見ながら画面で入力できます
  • 入力した内容は、定められた書式のまま印刷・保存できます
  • 入力欄の位置・大きさ・項目は、権限のある方が画像の上で追加・調整できます

確認の流れと、案件ごとの権限

  • 入力する方・確認する方・全体を管理する方の3つの役割を分け、入力した書類を確認する方がコメントを残します
  • 確認する方は、入力された書類を必要に応じて直接修正できます
  • 編集できる範囲は案件ごとに設定します。同じ会社の方でも、その案件に割り当てられていない方は編集できません
  • 全体を管理する方は、役割と案件の割り当てを含む全体の設定を扱えます
  • 書類のファイルのアップロードは、編集の権限を持つ方に限っています

編集できる方を案件ごとに分けるのは、同じ会社の中でも、担当していない案件の書類を書き換えられない状態にするためです。AIの読み取りは入力欄の位置と項目の下書きとして使い、最終的な位置や項目は人の目で確認して確定します。提出先と書類の種類は伏せています。

  • OpenAI API
  • Google認証
  • 権限管理
  • Next.js
  • Auth.js
  • Prisma
  • PostgreSQL

3件に共通する考え方

大きな仕組みを一度に開発するのではなく、対象の業務を1つに絞り、確認しながら形にしています。

  • 対象の業務を1つに絞って始める

    業務全体を管理するシステムにせず、手間や費用のかかっている業務を1つ選んで形にしました。範囲が小さいほど、確認しながら進められます。

  • 連携するサービスと、置き換えるサービスを分ける

    部署によって、使いやすいシステムは違います。すでに使っているサービスは入れ替えずにAPIで連携し、業務に対して機能が多く割高なサービスは、必要な機能に絞って自社のアプリに置き換えます。

  • 3件とも同じ構成で開発する

    いずれも2026年3月から5月にかけて、Next.js・Prisma・PostgreSQL の同じ構成で開発しました。構成をそろえることで、改修するときの見通しが立てやすくなります。

  • 社内で使い続けられる形にする

    社内の担当者が日々使う前提で、画面を日本語にそろえ、ログインした社内のメンバーに限って使える形にしました。業種と企業名は伏せています。

社内のメンバーがログインして使います3件とも、社内のアカウントでのログインを必須にし、社外の方はアクセスできない設定にしています。

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